無意識とカタストロフィ

2006年に出版された池田晶子の本の一説に、すごいラジカルだけども核心を突いた表現がアル。

「自然災害といえども、われわれも無意識の部分は自然なんですから深いところで自然と無意識はつながっています。宇宙的には別のことではないはずです。だからわれわれ自身が自然災害を起こしていると言えるでしょう。だからといって、私は絶望もしないし、逆にサバイバルしたいという気持ちがあるわけでもない。自分だけが生き残ってどうするんだという素朴な疑問がありますし、一蓮托生というのが私のモットーでもありますから何が同だって喪いいじゃないか、と。そういう意味での決意がいよいよ固まってきたなというのが実感ですね」

すごいですやっぱり。