2010-11-01から1ヶ月間の記事一覧

精神の成熟へ向けて(結語そのニ)

精神病理学からみた表現によると、人間とは、個的でありながら共同性を併せ持つ、負荷を帯びた存在であるそうです。別の見方では、人間という存在は、人格と社会とのあいだにその理解において、ある危機的なものを孕んでしまう生命体であるといえます。 その…

精神の成熟へ向けて(結語その一)

精神障害は、コミュニケーションと環境とのバランスが崩れた時に起こると、私の経験において、概ねそう把握しています。 ですが、精神障害者にはそれぞれの天賦の才能があるとも思っています。これは精神医療福祉従事者の多くが感じていることでもあるでしょ…

修司の恋物語

次に僕は小学校2年生の時にIさんという美的な人に恋しましたが、校内マラソン大会でIさんが2位でゴールインした時に「Iスゲエ!!!」とシャウトしたら級友の人たちから窘められ、以後、Iさんとは疎遠になりました。

修司の恋物語

僕の初恋は今でも鮮明に記憶しています。僕の母は、武蔵野音楽大学で、声楽コースYさんと仲良しになり、母もYさんもほぼ同時期に結婚、そして出産をして、僕はYさんの姉弟のお姉さんに恋してしまいました。ちなみにお姉さんはその後、僕が退学した上智大学の…

修司の恋物語

僕は。緑区(青葉区)のたまプラーザで戸田浩道家の次男としてこの世に生れました。 本来、帝王切開すべき出産だったのを、主治医の判断ミスで自然分娩していこうとして右手の運動神経が切れてしまい、僕は身体障害者としてこの世に生を授かりました。