This Arm Of Mine

僕が右腕の分娩麻痺の障害者なのは、「修司の恋物語」でも書きましたが、日本古来の身体論の延長線上に自分なりの身体論がいつか書ければと思っています。吉本隆明の身体論で、「身体の<イメージ>」という表現があり、かなり刺激がありました。あと、戦争を人類が埋葬することができても最後に残るのが、身体、精神だそうです。僕の中では、右手が自分の中に潜む他者として捉えることがあります。また、マルクス的にいえば、自分を疎外する右腕、自分が疎外する右腕、といったような表現もできると思います。正直に言えば、自分の中で違和感はあります。ですがいつか仲直りができればと思っています。せっかく医療費が無料の上、年金で精神病院で3食昼寝つきの恩恵にあるから。。。この金は無駄にしたくないので、せっかく皆さんが所得税という血税を天引き暮らしているのですから、いつか恩返しがしたいです。