2011-01-28から1日間の記事一覧

<声>のための私的修辞学(デモ)

これから述べられる物語は、<人間>の<声>についての探究における長い道のりの始まりである。本来、社会学のアプローチで出発すべきではあるのだが、私はこの旅を、あえて修辞学のスタイルを採用することに決めた。というのも、当初この論文のスタイルは…

声の理論への序章

アウシュビッツ、原爆、ベトナム、9・11の数多の戦いの後の沈黙の声、つまり声なき声を、「あとから聴いた」以上、われわれはさらに未来へ向けて「生存の美学」(個的に生きる)から、ミッシェル・フーコーのいう「実存の美学」(人に生きる)をもって、…