Action(1st draft)

On TV , That Was Me !!

ネット上で、とあるイベンターからコンサートに出演しませんかと、声をかけられたことから僕の歌い手として生きる道が開けてきた。まだ入院中で残念ながら出演できないけれども、オファーがあるだけでもうれしい。
今振り返れば、ここに辿り着くまでにいくつかの素地はあったように思える。
ランドマークタワーの1階のピアノのある広場で即興的にドイツ歌曲をアカペラで歌ったら、1階から4階までの聴衆が拍手してくれたこと。
日産スタジアムの外周を歩きながらiPodの音源から主にポップス、ロックのヴォーカル部分をアカペラで歌い、少なからずこれまた聴衆がいたこと、、これが大きい。
あと、2009/12/22・23!!!
もっとも僕が人前で歌うことに本当の幸せを感じるきっかけとなったのは、ある女性との出会いからである。精神病院の外来のロビーで知り合った人にドイツ歌曲を歌ったら、隣で聴いていた女性が、「明日入院するので歌ってくれませんか?」とリクエストしてくれたのだ。樹木が生い茂る玄関の前で「菩提樹」を歌わせてもらったとき、それまでとまったく違った幸せを手にした。「歌ってくれませんか」と呼びかけてくれたことはこのときがはじめてだからだと思う。
I am your singer. 僕は決してあなたを忘れません。